9.11 ~あの日からもう22年~
「発見確認されたのは右手の親指のみ。」
ヤフーの記事を見ていたら、ご主人様が亡くなられた方が執筆されたお話が紹介されていました。
臨場感あふれる動揺と悲しみにひきこまれてしまいました。
自身も当日、残業して家に帰りテレビをつけたら1機目が突っ込んだあとで大量の煙があがっている映像が目に飛び込んできました。
「なんじゃこりゃ!?」
これが第一印象でした。映像に釘付けになっていたら突然、もう1機、目の前を横切り隣のタワーに突っ込んでゆくのをリアルタイムで見てしまいました。「え、うそだろ。。」しかし現実でした。その間もテレビのアナウンサーの方は次々と情報を発信してゆきます。消防官や警察官の動き、道端で抱き合いながら泣き叫ぶ女性、ペンタゴンにも突っ込んだというアナウンス。。
ただ理解できたのは、大変なことが起きてしまったんだという事実のみでした。
多くの大切な命が失われてしまったこの事件、冒頭の記事の筆者さまは終盤このように結んでいます。
「人は必ず死を迎える、それは自然なこと。けれど、その寿命を全うする日まで、どうか勝手に他人の人生を断ち切ることなどしませんように。」また、
「貧しくても笑顔になれるのが人間。
笑顔になるために必要な本当の富は、心の豊かさ。
物質的、社会的な貧困にあっても、心まで貧しくならないように。
恵まれた環境にある日本で、このような発言はある種無神経で、無責任と捉えられるかもしれないが、私はこう信じていたい。」
「どんな状況にあっても、心さえ豊かであれば、どんな小さな幸せにも気づくことができ、前に進むことができるはず。幸せを感じ取る力をつけさえすれば、幸福感に包まれて生きていくことができ、負の連鎖は断ち切れるはず。」
人災であれ、天災であれ、突然身近の方を亡くされた方は多いと思いますが、このように前向きにとらえ人生を歩もうとする姿に感銘を覚えました。
最後に、残念ながら命を落としてしまった方々、勇敢にも助けに向かって運命を共にしてしまった方々のご冥福をお祈りしつつ、本日のブログを終わりにさせていただきます。