就労移行支援事業所では、疾病や障害のある方が一般企業への就職・復職・転職を実現するために必要なサポートが受けれられます。

一般企業の就職を目指す人の中には、社会人だけでなく高校や大学に在学中の学生の人もいます。では、学校に在学中の学生でも就労移行支援サービスはうけられるのでしょうか?

【結論】学校に在学中の学生でも就労移行支援は使える

ただし、すべての学生がというわけではなく、ある一定の条件を満たす必要があります。

ここでは、教育機関に在学中の障害者の方の就労移行支援サービス利用について、注意点などをお伝えいたします。

1 高校生は年齢条件により要注意

就労移行支援の利用は、制度上、18歳以上の方が対象です。

高校在学中に就労移行支援を利用する場合は注意が必要です。

※高校生でも夏休み・長期休暇を活用して見学・体験会を利用している方も。卒業後を見据えて在学中から探し始めることで、卒業後にスムーズに職業訓練を開始させることも可能です。

2 大学生や専門学校生は利用可能

大学などの在学中に就労移行支援の利用は、以下の条件を満たす場合に、利用することが可能です。

① 大学・専門学校や地域における就労支援機関等による就職支援の実施が見込めない場合、または困難である場合

② 卒業年度であって、卒業に必要な単位取得が見込まれており、就労移行支援の利用に支障がない者

③  本人が就労移行支援の利用を希望し、就労移行支援の利用により効果的かつ確実に就職につなげることが可能であると市町村が判断した場合

要約引用元:「平成29年度障害福祉サービス等報酬改定等に関するQ&A」

上記、回答にあるように、基本的には卒業年度で卒業の見込みのある大学生・専門学校生などが就労移行支援を利用できます。大学・専門学校を卒業後にスムーズに就職できるようサポートをおこなっております。

就労移行支援を在学中から利用するメリット

1 就職活動期間が節約できる

在学中は学業があるからと、卒業後に就労移行支援を利用しようと考えている方もいるかもしれません。しかし、それでは卒業後に職業訓練を受けることになるため、その分就職のスタートに出遅れてしまいます。いっぽう、在学中から就労移行支援を受ければ、卒業までに就職先が見つかる可能性が高いため、卒業後と同時に仕事をスタートさせることが可能です。

在学中に就労移行支援を利用することは大変だとも思う人も多いかもしれません。しかし、大学・専門学校と連携しながら職業訓練を受けていけるため、在学中でも無理なくサポートを受けることが可能です。

2 障害のある学生に寄り添った支援が受けられる

大学・専門学校には、自分の障害を理解してもらえる専門のスタッフが少ないこともあり、より専門的で日常的な支援が必要なときに必要なだけ利用できないこともあります。

この場合、就労移行支援を利用することにより、疾病や障害に関する知識やサポート経験が豊富な専門スタッフたちが常駐し、日常的に必要なサポートを利用できるので安心です。

【まとめ】就労移行支援のサポートの見学・相談から始めてみませんか?

以上のように、在学中から就労移行支援事業所を利用することはメリットが沢山あります。自治体によっては、在学中の併用が認められない場合も考えられますので、まずは窓口に相談してみてはいかがでしょうか。

加えて、弊社のような就労移行支援事業所に相談することも1つの方法です。

リカらぼは、千葉県にあり船橋駅が最寄駅です。月~金曜日まで、疾病や障害ある方が日々利用して就職を実現されています。無料の相談会・見学会を実施しておりますので、就労移行支援に興味のある方はぜひお気軽にご相談くださいませ。

※みなさんに安心してご利用いただくために、リカらぼではご利用前の相談会・見学会や体験利用をおすすめしています

実際に、ご自身の目で事業所の雰囲気やプログラムを確認してみませんか?

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